流転の王妃の昭和史書籍名:流転の王妃の昭和史著者名:愛新覚羅浩 出版社:新潮文庫 \499 感想: 満州国皇帝溥儀の弟溥傑に嫁いだ浩さんの手記。2003年末にTV朝日で二日間にわたって放送された番組の原作。日本の軍部の策で結婚した華族育ちの浩さんが、戦前戦中の満州で、敗戦後の中国で、終戦後の日本で、日中国交回復前に周恩来首相の配慮で夫と再会、北京に住む、文革の最中、その後までどのように生活したか、考えたか。夫と再開前の長女の死等。歴史の重み。 (満州国になる前に日本に帰国したとはいえ)、母が生まれた満州、その成立から崩壊までを、内部から読めた。 ジャンル別一覧
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